○三世代が同居している世帯に補助金を交付します。
町では、平成23年度から少子化対策の一つとして、親、子、孫等が同居する三世代同居世帯を支援することにより、定住化の促進を図ることを目的として三世代同居世帯に対し、「三世代同居世帯支援事業補助金」を交付しています。
※三世代同居世帯とは
町内に居住し、親、子、孫等の三世代以上で構成され、かつ、同一住宅内に同居する世帯をいいます。ただし、住民票が同一世帯でも別棟に居住する場合や、同居であっても住民票上は世帯分離している場合などは補助金の対象となりません。また、町税等の滞納がない世帯に限ります。
補助金の内容
学校給食費助成
補助金額 小中学校に通う児童生徒がいる世帯の保護者給食費本人負担額の2分の1
家庭内保育助成
補助金額 就学前で保育所等に通所していない児童(0歳~6歳まで)がいる世帯の世帯主または保護者児童1人につき月額7,000円
※支給月は、10月と4月の年2回で、それぞれの前月分までを指定口座に振込みます。
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○定住促進
空き家バンク
上毛町では、空き家の有効活用を通して町内外の住民との交流拡大及び、定住促進による地域の活性化を図ることを目的として、上毛町空き家バンクを実施しております。つきましては、空き家バンク登録物件及び利用希望者を募集しますので、空き家の有効活用をお考えの方は、上毛町空き家バンクに登録していただきますようお願いします。
また、空き家バンクの利用促進を 目的として、上毛町空き家改修事業補助金制度を実施しますのでご活用ください。
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住みたい上毛町推進プロジェクト
全国的な少子高齢化の波は、上毛町においても山間の集落ほど著しく、過疎化は深刻さを増しています。これから10年先、あるいは20年先という長期の視点で考えたとき、皆さんは生まれ育った故郷にどのような未来を描くでしょうか。とりわけ「ヒトが元気」だといわれる上毛町では、豊かな自然環境に育まれた農林産物をはじめ、歴史・伝統文化などを活かした地域づくり活動が盛んに行われています。こうした活動の根底には、皆さんが「大切にしたいもの」や「無くしてはいけないもの」が存在し、それはきっと皆さんが誇る地域の宝です。一人ひとりの誇りを集めて、その価値を伝えてくことができれば、それが「上毛町らしさ」となり、魅力として映ります。今、地域の誇りを形にするため、将来を見据えた横断的で総合的な定住促進対策が求められています。
平成24年度から、地域資源を活用した交流・暮らし・仕事の好循環を作り出すために「住みたい上毛町推進プロジェクト」と銘打ち、主に2つの事業を展開しています。ひとつは、基幹産業である農業をはじめ、加工品などものづくりの現場における商売繁盛をサポートし雇用を生み出す仕事づくりの「こうげまち雇用続々プロジェクト」。もうひとつは、都市部に暮らすIT関連やデザイナーなどクリエーターの方々に、一定期間、上毛町で体験的に生活をしてもらうことで、上毛町ファンを増やす「お試し居住プロジェクト」。これらは車の両輪として位置付け、高い効果をねらっていきます。
1 こうげまち雇用続々プロジェクト「九州福岡こうげのシゴト」
上毛町ブランド創造協議会(上毛町、商工会、地域づくり協議会、道の駅、温泉館指定管理者で構成、平成24年2月設立)では、平成24年7月から厚生労働省の委託事業であるこうげまち雇用続々プロジェクトを実施しています。愛称は「九州福岡こうげのシゴト」で、地域に仕事をつくる雇用創出の事業です。雇用を生み出すためには、地域に商売繁盛が起こらなければいけません。そこで、既にある原石(農林産物、加工品、人材などが持つポテンシャル)に磨きをかけるための研修会などを開催し、料理家や建築家、デザイナーなど一流の講師陣がアドバイスを行っています。
平成25年2月、東上有田集落11戸が一丸となって取り組む「巣狩谷グリツリ研究会」では、まず5軒が農家民宿の開業を実現しました。これからは、おもてなしの料理や体験プログラムづくりなどを研究していきます。その他にも、現在進行中の研究会は9つあり、農業経営者、加工組合、廃校活用交流センター、NPO法人、さらには、卵の卸問屋や天然醸造老舗醤油蔵などの事業所も参加しています。それぞれがコンセプトワークを行い、目標や課題など足元から見つめ直す作業から始めています。協議会は、参加者自らが本質を見極め、繁盛への意欲と主体性を持って活動ができるよう、ひとつずつサポートを行っています。
委託事業終了となる平成27年3月までに、磨かれた商品や人材などをブランドとして価値を伝えていくことで、きちんとした対価が得られる好循環をつくります。そして数値目標である58人の雇用創出を実現していきます。
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2 お試し居住プロジェクト
平成24年度から、IT関連やクリエイターなど「場所を選ばない仕事」ができる都市部の若者を対象に、上毛町の空き家などで「働きながら暮らす」という体験居住プログラム「上毛町ワーキングステイ」をスタートしました。3組の募集に対して20組の応募があり、これは田舎暮らしのニーズを表しています。平成24年度は、東京・京都・福岡からデザイナー・小説家・プログラマー・カメラマンなどのクリエーターがそれぞれ1ヵ月を上限に居住体験を行いました。
近年、全国的に「田舎」の自治体が一斉に定住施策を掲げ、外部人材を呼び込もうとする動きが著しくです。町ではターゲットを地域貢献やまちづくりに意識の高い都市部の人材に絞り込みました。そうすることで、具体的な町の魅力と課題の検証につながり、より現実的な上毛暮らしのファンを獲得することができるのではないかと期待しています。参加者からの報告書には、地域コミュニティとの交流をはじめ、子育て、教育、通信、空間づくり(ワークスペース)など、上毛町における田舎暮らしのニーズや課題、そして提案などが記されています。
平成25年度から新たに「田舎暮らし研究村構想」を掲げ、お試し居住プロジェクトの通年実施を計画しています。
お試し居住の拠点となる「田舎暮らし研究サロン(平成26年4月設置)」では、上毛町で「暮らす・働く」研究を行います。サロンには都市住民が訪れた際に、地域を紹介する「橋渡し役」を配置しています。サロンは、お試し居住プロジェクトのシンボルとして位置付け、いつでも好きなときに交流や居住ができる移住定住の「入口」として、広く地域内外の皆さんにご利用いただけるように進化する予定です。
「地域おこし協力隊(総務省所管事業)」を活用し、上毛町地域おこし協力隊員を1名採用しています。田舎暮らし研究村構想の具現化に向けて、地域の皆さんと一緒に取り組んでいきます。
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○町の奨学金
有為な人材育成を目的に、就学に意欲がありながら経済的理由により就学困難な学生に対して学資を貸与します。
○幼稚園就園奨励費補助
公立・私立幼稚園の設置者が保育料及び入園料を減免する場合に、上毛町が行う公・私立幼稚園就園奨励費補助金を交付します。